日々雑感

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行ぐなっちゃ がさがさ

私も早いもので、語りの会に入れてもらってから1年になります。
まだまだまったく覚えて頂けないようで、これで4回目の披露になるのですが
いつも、
「はじめてだっけ?」と言われます。

たぶん、私の語りが全然印象に残らないんでしょうね。
まだまだだな・・・という感じですが、ここはメゲずに。

みなさん、20年近くされている方ばかりなので、1年そこらの私じゃ
ひよっこどころか、たまごの殻も破ってない状態ですから・・・・





今回は、「なら梨とり」を語らせて頂きました。
(おはなしのろうそく から覚えました)

昔話の世界では、王道というか、どっちかというと初心者向けの、
「一度は覚えておこう」的なおはなし、という印象を持っています。

つまりは、みなさん一度はされているおはなしだということで、
そういう方たちの前でやるのは、やっぱり緊張します。

このおはなしのどこに惹かれたのかといえば、
「行げっちゃ がさがさ 行ぐなっちゃ がさがさ」
という音の響き

岩の上のばあさまのいうことを聞かず、
「行ぐなっちゃ がさがさ」と鳴っているほうへ入っていく太郎

せっかくばあさまが、「行げっちゃ がさがさ」と鳴っているほうさ行げ
と教えてくれたのに、なぜ違うほうに行ってしまうんだろう・・・・

いつかどなたかのブログに、
「これは、太郎の意志なのだ」 と書かれていましたが、

ふむふむ・・・・そうかもしれない・・・・

原文にあるように、ばあさまのいうことを忘れたわけでなく
(いや、結果的には忘れているのだけれど)
実は、無意識の中の「子供の意志」なのだと

子供は無意識に、しかし必然的に、自分のゆく道を選んでいるもの
なのかもしれません。

いや、子供だけでなく、私たち大人もそうですよね。

「行っちゃいけない。行ったら危ない目にあうかもしれない」と
頭の中で感じているのに、行ってしまう・・・・

それはやっぱりその人の「意志」なんだな と

(案の定、太郎は「沼のぬし」に、げろりとのまれてしまうのですが)

そんな解釈はさておき、とにかく緊張してしまい、あとでご指摘を
受けたように、あまりメリハリのない「平板」なおはなしになってしまいました。

やっぱり子供たちの前のほうが、ノって話せるなあ と・・・・
大人の前だと、いっつも緊張してしまい、ダメですね~
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by juntumai | 2011-03-22 22:09 | 語り | Comments(2)
Commented by nonmama at 2011-03-23 08:21 x
語りは北斗七星だけで覚えるのストップしていますが
ベテランの方の前ではとても緊張しそうですね。。

読み聞かせボラで司書をされているお母さんが
東京こども図書館の二年間のお話しの講習会に参加されるそうです。
お忙しくてなかなか会えないのですが
いつか聞かせてもらいたいな~と思っています。
そちらでは皆さん忙しい中、いつ会われて練習などされているんでしょう?
Commented by juntumai at 2011-03-23 14:55
nonmamaさん。

わー、お知り合いが、東京こども図書館の講座を受けられるのですね。
いいなあ~うらやましい!

練習は各自が孤独に(笑)それぞれひとりでするんですよ。語りの会は、月に1回あって、そのときに毎回10人くらい披露するんです。もちろん毎回しなくてもいいのです。でも毎回違うおはなし(しかも長い)を披露される方が多くて、びっくりしています。

そういう人は「おはなしを覚えること」が生活の一部になっているんだなと思います。
私はそこまでの情熱はもう冷めているのですが、それでも「あ、このはなしいいな」と思って覚えようとする瞬間は好きです。
そこに行くまでが長い・・・いろんなおはなしを目で読んで、「どうしようかな・・・」と悩んでいる期間が長いのです。
覚えようと決意すれば、前よりはすすっと入ってくるようになりましたが、「どうしようかな」と迷っているときに覚えようとすると、なかなか入りません。