日々雑感

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悲しきテロリスト

久々、読書感想文(笑)ですが

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「これ、おもしろそう!」と思い、値段を見たら上下巻で1400円!

最近は文庫でも高いよね~ と思い、その日は買わずにうちに帰って
息子に言うと

「それ、読んだことある。ウツになるよ」

エー!? なんで? そんな気がめいる話なのかなあ・・・・

逆に気になる本になってしまい

保育士試験が終わったので、買ってみました。













そして2日で読破!

・・・・・・そんなはずじゃなかったのに

もっとチビチビ読もうと思っていたのに

読み始めたら止まらなかった~

朝ドラの「おひさま」を見たときも思ったんだけど

私が生まれたのが昭和43年

戦争からたったの23年しか経ってなかったんですよね・・・・・

いま、私の年で23年前というと、まるでこの前の出来ごと
のような感覚だから

子供の頃は父親が戦争の話ばかりしてて
(父親は戦争のときは子供だったはずだけど)
多少の反発があったんだけど、今ならわかる・・・・

私が生まれる4年前の、東京オリンピックは、まさに
「戦後の日本の復興」を象徴する歴史的出来事だった
ということ

そういうことが、今ならよくわかる気がします。

東京と地方との格差・・・・・今ももちろんありますが
(地方に住んでると、テレビで東京の様子を見ると
まるで別の国のように思えるもんなあ~)

それでもあの頃の比ではないし、

少なくとも今は、「長男以外は中学出たら出稼ぎに」 ということは
ないけれど、

今回の原発事故があって、福島の原発復旧の最前線の人たちの
劣悪な労働環境が漏れ伝わってきて

こうした今の状況もあって、この本を読んだ時に、
「今もあまり変わらないな・・・・」と、思いました。

(この本が出版されたのは2年前で、まだ震災前だったのですが)

東京の繁栄を守るために、犠牲になっているのは、
結局はいつも地方なのかな・・・・ とか。

「中学出たら出稼ぎに」まではいかないけれど、宮崎にいたって
お金が稼げないもの・・・・・賃金格差たるや、ひどいものだもの。

いまだにパートの時給が600円台って、ありえないでしょ?

それでも一方で、村田の言葉に納得させられてしまう自分もいます。

「東京がながったら、日本人は意気消沈してしまうべ。
今は石を高く積み上げる時期なのとちがうか。横に積むのは
もう少し先だ」

(あれから47年。横に積んでいったけれど・・・・今回の震災で
また・・・・)

ところで、長男は、こういう話に弱いのでしょうか
どうして「うつ」のような気分になってしまったのか・・・・・

やっぱりラストが、きっとモヤモヤしちゃったのかな・・・・・

(ああいった終わり方しかないかなあ~ と、大人の私は思うけれど)
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by juntumai | 2011-10-11 08:06 | 読んだ本 | Comments(2)
Commented by yuraliya at 2011-10-14 12:01
じゅんこさん、私と同じ年だったんですね^^

この本は読んだことありませんが・・・
高度経済成長の陰で、地方が犠牲になっていたということでしょうか。
なんだか気になります。

ちなみに沖縄も最低賃金が643円。
11月から645円になるそうです。
Commented by juntumai at 2011-10-14 16:46
ゆーらりやさん。

えー、同い年だったんですか?
知らなかった~ますます勝手に親近感です。
あと何日かで、43歳になります。
精神年齢、立ち居振る舞いが年相応になりたいです(笑)

東京オリンピックに間に合わせるために
出稼ぎにきている人たちを、ほとんど休みなく働かせて
いたようなのですが、出稼ぎの人たちは東北方面から
来てる人が多くて・・・・

そういう当時の実態がリアルに描かれています。

沖縄も賃金安いですよね~
離婚率も高いっていいますよね。
それも宮崎と一緒だなあ・・・・