日々雑感

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王子様の耳はロバの耳

先日、市内の小学6年生向けに「こころの劇場」という観劇会がありました。
演目は、「王様の耳はロバの耳」

おおーーー!!

私はちょうどこれを語ろうと、覚えたばかり・・・・・

有名なお話ですが、原作?というか基になっているお話は
ポルトガルの昔話、「王子様の耳はロバの耳」

そう、「王様」ではなく「王子様」なのです(ホントは)

お話会でほかの人が語られているのを聞いて、すんなりと
心の中に入ってきたのでしょうね。
なぜか、すぐに覚えられるような気がして

実際、その日のうちに大体覚えてしまったという・・・・・

こんな経験、初めてです。

これまで何度も読んでいたのに、覚えるまでには至らなかった理由の
ひとつに、作中に出てくる
「王子様の耳はロバの耳」 にどんなメロディーをつけるか?

その節が、なかなか浮かんで来なくて・・・・・

そしたらこれまた不思議と、ポッと口をついて出てきたのです。

忘れないように、携帯のボイスレコーダーに吹き込んで(笑)

こうして私の「王子様の耳はロバの耳」が完成しました。
(まだ本当の意味での「完成」には至ってないのですが・・・・・)

ただ覚えたはいいけれど、子供の前で披露する機会がなかなかなくて
(このお話は、低学年のほうが向いてると思うのですが、低学年のクラスに
入る機会がないのです)

今回の観劇から帰ってきた娘が、

「ママのお話とは全然違っていたよ~」 と、劇の内容を話してくれました。

じゃあ、今度娘のクラスに入るから、原作はこういうお話です と紹介がてら
語ってみようかな

と思い、6年生には少し幼い気がしましたが、語ってみました。

やっぱり好きなお話を語るのは、気持ちのいいものですね(笑)

6年生たちには本当のところ、どうだったのかな?と思いましたが
表面上はよーく聞いてくれていました。

申し訳ないけれど、聞き手がどうであれ、私はお話の世界に
陶酔してしまいました。

ひとりよがり だったかもしれません。
でも語ってて、本当に気持ちよかった!

特に最後の王子のシーン

「たとえロバの耳を持っていても、わたしはきっと立派な王になってみせます。
さあ、みなさん。よく ごらんなさい」

王子はそう言って、かぶっていた帽子をとりました・・・・・


このくだりを語るときが、本当に爽快で気持ちよくて

なぜここに爽快感を感じるのか・・・・

心理学的には色々あるのでしょうが、私は「自分の殻を破る」という
行為につながっているような気がします。

そしてそこから、新たな自分が「再生」する

王子が帽子をぬぐ行為は、そういうことを連想させます。

きっとそこに惹かれて、このお話が好きになったのだなと
思いました。

次回は4年生に語るつもりです。



***

6年生読み聞かせ

1.たべものだーれ?
2.おもちのきもち
3.<語り>王子様の耳はロバの耳
4.十二支のかぞえうた(6年生になると一緒に歌ってくれませんが、絵を見てるだけで
  楽しんでくれるのでOK!)

6年生にしては幼いプログラムかもしれませんが、すべての年齢層に
イケるプログラムだと思います。
かがくいさんの「おもちのきもち」は、全年齢層が楽しめる絵本で
本当にオススメ!
(実は、わたしの十八番です。)
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by juntumai | 2013-02-06 08:43 | 語り | Comments(2)
Commented by おはなしせつこ at 2013-02-08 13:24 x
じゅんこさま♪

私もじゅんこさんと同じ所が好きです。
ありのままの姿をさらけ出す勇気には感服します。
親の庇護からの自立という観点から見れば、6年生にもいいですよね~
卒業、入学という節目に、殻を破ってもらいたいものです!

子どもの頃に聞いて知っていたので、秘密を穴に埋めるところも気に入っています。
Commented by juntumai at 2013-02-08 21:16
せつこさま。

そうなんです、あのお話は床屋が秘密を叫ぶところが
最も印象的で、それが強烈に記憶に残っている人が
ほとんどですよね。

でも語りのために覚えたときには、そのシーンよりも
王子が帽子を取ったところ なんですよね・・・・

王子は実際のところ、あの場面でしか出てこないと
言っても過言ないと思うのですが、それだけに強烈な
印象を残すのかなあと思います。

なるほどー・・・・親の庇護からの自立ですね!
考えてみれば、昔話の多くは、「子離れ、親離れ」を
隠れテーマにしているものが多いですよね。
これもそうなんですねー!
いま、初めて気がつきました。