日々雑感

honnomusi.exblog.jp
ブログトップ

オリンピックの身代金(ドラマ)

先週の土曜日、本屋に行ったら「オリンピックの身代金」のカバーに
テレ朝系でドラマ化とあり・・・・・
よくよく見たら、その日の夜放送でした。

宮崎では地上波で見れないので、全然知らなかった!
慌てて、ケーブルで録画予約。
でも我慢できずにリアルタイムで見てしまった(笑)

見る前は、「島崎が松ケンか~」 とちょっとイメージと
合わないかなあ・・・・・と危惧していたのですが

これが、まさに原作から抜け出たような「島崎国男」でした

平清盛からスッキリ痩せて、ストイックで知的かつ素朴な
「悲しき孤高のテロリスト」を見事に表現していたと思います。

原作を何回か読んだ私としては、「ありがとう松ケン」と言いたいくらい

ドラマの構成上、刑事の竹野内豊を主人公としていますが
(そのほうがナレーションも兼ねて、見ている側に伝わりやすかった
のは確か)

やっぱりあのお話は、島崎国男がなぜオリンピック妨害テロを
おこすまでに至ったか・・・・・の過程がキモなので、そのあたりの
描き方としては、少しだけ物足りない気もしました。
(過酷な肉体労働のシーンが少なかった気がしたし、
ヒロポン中毒になっていくことも描かれてなかったので)

先ほど、「悲しき孤高のテロリスト」と書きましたが、「悲しき」の部分が
あまり表現されてなかったかなあ・・・・・と、原作ファンとしては思います。

それと村田役、笹野高史は好演してましたが、ちょっと違う気がしたかな

ホントはあの人にやってもらいたかった
顔は思い出せるんだけど・・・・・名前が出てこない(笑)
笹野さんだと、人がいい感じがする・・・・・もうちょっと小ワル&小ズル的
な感じがするともっとよかったなと

ドラマでは村田が死ぬのがちょっと嫌だったし、原作どおりに
村田が「死なせねぇでけろ 死なせねぇでけろ」 と泣き叫ぶシーンの
ほうが、悲しさ倍増でよかったんでは・・・・・
(その役回りは竹野内豊 にしていましたが・・・・・・ちょっとカッコ良すぎで
違和感あったな)

何よりもメイサが気の毒だった・・・・・全然キレイに見えなくて!

あの当時のファッションは全く似合わなかったので、ここは原作どおりに
「お嬢さん育ちで学生運動家のアイドル」として、もうちょっと
「革命家」らしき格好をさせたほうがよかったんでは?

なにも竹野内豊の妹に無理矢理設定する必要はなかったと
思いましたが・・・・・

と、まあ、細かいツッコミどころはあったにしろ
松ケンがよかったので、結果オーライでした。
(平清盛が、イカンかったんじゃないかなー
大河で成功してるのって、今のところ福山君くらいだもんなあ・・・・)

とにかく原作はあまり救いようがないのですが、7年後の東京オリンピック
に向けて、ぜひぜひ読んで欲しいと、地方で暮らしている私としては思います。

*******

最近なぜか、横溝正史にまたハマってしまい、おととい「犬神家の一族」
を無料配信していたので、飛ばし飛ばし見てました。

2006年の石坂浩二のリメイク版です。

これまた配役陣がまさにぴったりで・・・・・松嶋菜々子の珠世もいいけど
何よりも松子役の富司純子が、まさに原作から抜け出たよう
竹子&梅子の松坂慶子&萬田久子もよかった!

というか、これ、見たことあったんですが(記憶にあります)
稲垣版と混同してました。

(犬神家は「スケキヨのお面」がインパクトありすぎて、ほかが
どうもごっちゃになりますね~)

先週、「悪魔が来りて笛を吹く」を読んだのですが、これは
八墓村がマシに思えるほど「エログロ」っぽい気がするので
何回か映像化されてはいるものの、家族で見るには難しいですね。
(でも鰐淵晴子版が見てみたい・・・・・)
[PR]
by juntumai | 2013-12-06 08:44 | 読んだ本 | Comments(0)