日々雑感

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愛犬ゼルダの旅立ち

新聞の連載小説、辻仁成の「愛犬ゼルダの旅立ち」が終了しました。
辻仁成、変な人~ としかイメージなかったけれど、この連載が始まったのが
ちょうど中山美穂との離婚話があった頃で・・・・・・

第1回目がいきなり、妻が書置きをして出て行くという設定(笑)

しかも舞台はパリ。
パリでさぬきうどん屋「ジョン・万次郎」を営む主人公。

娘のリサは10歳。
小型犬のゼルダと共に暮らしている
たまにでてくるリサとのやり取りがとてもいいんですよね~
10歳の娘ってもう、既にひとりの「女」なので、父親にとっては
驚愕の連続。

でも富男さん(主人公)は、とても上手く対応している。
うらやましい・・・・・普通の母親だったらこうはいかないし
ましてや普通の日本の父親だったら、絶対に出来ない対応だろう

辻仁成の息子も10歳。
息子の親権を得て、パリで2人で暮らしているんですよね。

ツイッターを見ると、毎回でてくる料理がおいしそう!
家もキレイにしてる。
こんだけ出来る人なら、奥さんはいらないね(笑)
10歳の息子さんとの生活も楽しそうだし、幸せそう
(ツイッター見てる分にはね)

「愛犬ゼルダの旅立ち」を読んで、辻さんのツイッターを見てると
彼が「中性おじさんを目指します」といって、髪を伸ばしたわけが
ちょっとだけわかったような気がする・・・・・

連載の最後の方、ゼルダの介護のために仕事をすべて休み
1日中ゼルダと向き合う生活をする中で、「これまでがむしゃらに
働いてきた自分はなんだったのだろう」
「自分にとって、家族はなんのためにあるのだろう」
と自問する姿は、やはり印象的。

連載はゼルダの旅立ち で終わってしまうが
その後富男さんはどうするのか・・・・・

元のようにジョン・万に戻って仕事が出来るのか・・・・
戻ってきた風子(奥さん)と、ゼルダなしで生活できるのか・・・・

その答えは、辻仁成の今の生活にあるような気がします。

人生のパートナーって本当に存在するのかな?

やっぱり人は結局は「ひとり」なのかな 

・・・・・と、考えてしまったお話でした。

辻仁成って、やっぱり上手い作家さんなのね
10年以上前に「冷静と情熱のあいだに」を読んだっきりですが
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by juntumai | 2014-10-22 08:55 | 読んだ本