日々雑感

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今年のおはなし会

毎年恒例の小学校の秋のおはなし会が2週間ほどありました。

今年の私の持ちネタは、「死神の名付け親」

10月に中学2年生に向けてやったのが初披露でしたが
その時は手応えがあったんだけど・・・・・・

今回、小学生の2学年(5、6年生)、計4回やったのですが

結果は1勝2敗1引き分け・・・・・ってとこかな(笑~どんな表現や)

2敗の敗因は自分でもわかっています。

まず、耳で聞くこと自体が向かない子が2人いたこと

そういう子でもおはなしの内容によっては、食いついてくれることもあるのですが
死神・・・はちょっとムリだったみたい。その子達に集中力は途切れがちに
なり、自分でも「ああ、なんかわたし、流してるな」と思いながら語って
いました。

もうひとつは、4回目のクラス。
私が飽きてしまい、言葉だけが上っ滑りになっていたこと。
正直言うと、途中でダレている子が何人かいて、その子たちがやはり
気になってしまって「あー、ダメだな」 と思ってしまい・・・・・

すべては自分の未熟さからきているのは充分承知の上ですが

でもそんなことの繰り返しかなあ・・・・と一方では思います。
いくらこちらが思入れがあっても、伝わらないことってありますよね。

それは誰のせいでもなく、自分のせいでもなく(もちろん私の力量不足は
あるにしても)致し方ないこと

こういうこともあるさ と思って

そうしないと続けていけないかなあ・・・・・と思います。

ただ自分の中でのモチベーションが下がっているのは実感してて

そういう態度は、やはり子どもの前では通用しないということは
この1年よくわかりました。

だから「距離を置く」 という意味で、少しお休みする ということも
考えないではないですが・・・・・

でもお休みしたら最後、二度と戻ってこれないような気がして
それが怖いのです。

長く続けている人は、そういう時どうしていたのかな? と思って
そのたびに聞いてきたけれど

今日聞いたベテランさんの言葉

「やめようかと思ったことも何度もあったけれど
一生懸命聞いてくれた子供たちの顔を思い出して
もうちょっと頑張ろうと思っている」

そうですよね・・・・・
この5年間(まだ5年)、いろんな子たちの前でおはなしをしてきましたが
毎回何人かは私のつたない語り口でも、ちゃんとおはなしの世界に入って
くれていたんだし・・・・・

私もその子たちを思い出して、細々とでも続けていこうと

それでもあまり前ほどやる気が出ませんが・・・・・

でも「前へ前へ」 の一生懸命時代を通り越して、次のステップに
行くための小休止と思って(気持ちの部分での小休止です)

一歩引いたところで見えてくる風景というのもまたあると思うので

なんだかんだ言い訳しながら、続けていこうと思っています。

(でもこれっておはなしの世界だけではなく、他のことでも
当てはまることかなあ~なんて思う今日この頃)
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by juntumai | 2014-11-12 19:56 | 語り | Comments(2)
Commented by おはなしせつこ at 2014-11-16 20:05 x
じゅんこさま♪
気が付いたら25年も経っていて、へぇ~そんなに?と、自分でも驚いています。
長くやっていれば、プログラムの組み方もコツを覚え、おはなしにも味わいが出て、聴き手の満足度は上がって来たように思います。それは、聴いている時の反応を見たり、感想のお手紙を読むと分かります。

けど、始めたばかりで、まだレパートリーの少ない頃がダメだったかと言うと、決してそうではないのです。
語る話が少ないものだから、山なしもぎとホレおばさんばっか!!
それでも、感想のお手紙では、素直に感じ入っている様子が伝わって来ます。

聴き手は、初心者をベテランと比べて、上手いとか下手という見方ではなく、おはなしの伝承者として親しみを感じ、敬ってくれているのではないだろうかと思うのです。   

それゆえに、ベテランと言われるようになったこの頃、決して調子に乗らないように!初心をわすれないように!大事に
手渡そうと、心しています。

何しろ、お調子者なので・・・・テヘッ!!

この時の感想のお手紙は特別で、私の宝物になっています。


Commented by juntumai at 2014-11-17 18:54
おはなしせつこさま。

ありがとうございます。

考えてみたのですが、「聞けない子」に神経が行くよりも、「今、聞いてくれてる子」に対して誠実に手渡そうとする気持ち を大切にしたほうがいいのかなと
思いました。

おはなしを手渡す・・・・という言葉を、おはなしを
する人たちは使いますよね。
この言葉を聞くと、私は毎回反省ばかり・・・・
私のおはなしは、ちゃんと手渡しているのかなあとか

おはなしは後から効くといいますよね。
後で感想を書いてもらったりすると、その直後に
感想を言わしたりする先生も多いですが、直後で子供たちに聞いたりすると絵本の感想ばかりなのですが、後日文章にすると、おはなしについての感想を書いてる子がたくさんいます。

1年経って、「今週はおはなし会だよ」と図書の先生が言ったら、「あ!もってきなっておはなし、覚えてる」と言った子がいました(ちっちゃいちっちゃい ですよね 笑)

1年経つと、おはなし会で読んだ絵本は忘れてる子がほとんどですが、おはなしは覚えている

それを何年もたっても覚えている・・・・

これがまさにおはなしの力。
それを手渡すことのできる端くれにいて、私は幸せだと思います。

これからも頑張ります