日々雑感

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息子が置いていった本と私が好きな本

息子が置いていった本は「女囮捜査官シリーズ」だったのですが
これって、とっくの昔に土曜ワイド劇場「おとり捜査官 北見志穂」
シリーズ、松下由樹主演 で映像化されているのですね~

しかも原作はわずか5巻なのに、なんとテレビでは19作も続いて
いるのですね!!
しかも袴田刑事役の蟹江敬三は亡くなっているのに
新たな相棒として水野美紀を投入してるとは・・・・
全然知らなかったわ~

確か土曜ワイド劇場は、月曜日に月9やスマスマを
つぶして宮崎でも毎週放映されているはずなのに・・・
(20年以上宮崎で暮らしているのに気が付かなかった
です)

いま2巻まで読みましたが、残り3巻たぶん一気読みでしょう。
初めはあまり合わないと思っていたのですが、1巻の終わりから
グイっときてしまいました。

山田正紀は、息子が置いていった本の中で
「ブラックスワン」があって、私はそれしか読んでないのですが
これもおもしろかったです。
昭和な人たちにおススメ

昨年末ごろ、赤木かん子さんの講演会のお手伝いをしたのですが
かん子さんいわく
「1995年以前の小説は現代古典」

なぜなら1995年、ウインドウズ95が発売されたから・・・・
そこから一気に世界は変わった
インターネットの普及、携帯電話が主流になり
その結果、携帯電話がない時代の小説はもどかしさを
感じて読めなくなってしまった・・・
(一つ前の時代が人は一番古く感じてしまうので)

その点、赤川次郎は先見の明があった
なぜかというと、彼は古くなりそうなのは自分の作品から
一切排除してて、電話でさえ出てこない

女性を表す形容詞はすべて、「美人でないがかわいらしい」
(それってすべての女性に当てはまるよねーと、かん子さんは
言っていました)
逆に西村京太郎は女性を現すのに「美人」というフレーズを多用する
からおじさんなんだとか・・・・・

(でも赤川次郎も西村京太郎も、いまや買ってまで読む人は
いるんだろうか??たぶん二人とも「図書館で借りる本」の
人たちだよねきっと、)

そんなかん子さんの言葉ひとつひとつに、「だよね~」と
うなずいていた私でしたが・・・・

その点、東野圭吾はすごい

彼はそんな時代の変化を見事に習得して(またそれ以上の先進さで)
違和感なく付いていっている人ですが

「ナミヤ雑貨店の奇跡」
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これは、昭和と平成、現代古典と現代小説を違和感なく結ぶ
時間軸的にお手本になる作品かなーと思います。
そして感動的だしね!!
なにより、かん子さんが言っていた
「書簡文形式の小説はもう作れない」までもクリア。
全然わざとらしくない!!
この小説は「手紙」が主人公なのですが、それが
見事に、このSNS全盛時代にも違和感を感じさせない
(東野圭吾は手紙が好きですよねー。もろ「手紙」という
小説もあるくらいだし・・・・「手紙」は重すぎて
1度しか読んでないですが)

東野圭吾、すごいなー
あなどれんな、昔から、
やっぱ、理系男子は最強やね

しかも感動要素てんこ盛りで、
2章なんか、涙涙涙・・・だったなー

(ちなみにこれは息子が置いていった本ではなく、
私が買いました)
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by juntumai | 2016-01-22 20:29 | 読んだ本 | Comments(0)