日々雑感

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しゃぼん玉

宮崎の椎葉を舞台にして、来春公開されるという映画
「しゃぼん玉」
原作は本当に薄い文庫本で、昼前に買って夕方前には
読み終えたのですが・・・・
果てしない感動と、号泣(涙ぼろぼろ)
でもこれって、私が宮崎県民だから?
椎葉の現状を多少なりとも知っているから?
全然関係ない人が読んでも、同じように感動してくれるの
かしら・・・・

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きっと私と「同じように」は感動しないと思うけれど
一般的に考えて、やっぱり泣けると思います。

ただ私はいろいろ複雑でした。

多少なりとも限界集落・・・いえ、今は「いきいき集落」
と呼ぶのですよね。
過疎の村の現状は、都会で暮らす人よりかはわかるつもりで
います。

田舎の人が純粋に「いい人」かというとそうではないしね。
「しゃぼん玉」でも、読む人によっては
例えば私のような読者は、全面的に「いい人」ではなく
「したたかさ」のようなものを随所に感じました。

主人公の正体をある程度想像はしてたよね
「こんな田舎に住み着くのは訳ありだよな」とか
カタギではないかもなーとかね

村人たちグルになって
「スマさんちの孫」ということにしておけー
みたいな気持ちは、多少なりともあったよね とか
(田舎の人を見くびったらアカンよー)

根は排他的
でも村の現状を考えてみたら
「来るもの拒まず、されど、去る者追わず」

基本、みんなこのスタンスですよね
村の人たちは、きっとね

そういうことを薄々気が付いているうえで
最後はやっぱり号泣でした。

みんな誰かに自分のこと、認めてもらいたいんだよね・・・

親は子供を意識的にでも認めてやることを
繰り返さないとダメなんだな

ということもよくわかりました。

そしてそれを口に出して、しょっちゅう言わんと
ダメなのかなー
今の子は特にね

来春といわず、今やって欲しい映画です
(来春なんて・・・・きっと私が冷めちゃってるわ)
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by juntumai | 2016-05-05 19:35 | 読んだ本 | Comments(2)
Commented by おはなしせつこ at 2016-05-06 23:57 x
じゅんこさま♪
「しゃぼん玉」は、2年くらい前だったかなぁ~???
読書会で読みました!

仲間の一人が、お友だちから良かった!と、聞かされていたので、候補に上がり、作家も初めてだったので決まり!!

記憶力がバツグンですので、読書会の様子は忘れました。
粗筋だって曖昧模糊としています。
何を読んでもそんな感じです。

ただ、これは、時々ふっと思い出すのです。
裏切りそうでいて、結局は裏切らなかったですよね~
人の心って、そういうものなのかなぁ~~~と、自転車で走
りながら何度も思いました。

2度目もあんなに泣くかなぁ・・・・?

じゅんこさんの影響で、佐々木譲も読みました。
6月は池井戸潤の、「ようこそ、わが家へ」です。



この場をお借りしてお礼もうしあげます(^Q^)



Commented by juntumai at 2016-05-08 10:41
せつこさま。

わー、読んでいらっしゃったんですねー
私は乃南アサ自体、初めて読みました。
大丈夫です、私は2度繰り返して泣けました(笑)
シゲ爺が最後に交番に送るシーンがありますが
そこが一番好きです。
シゲ爺が言う一言一言が、私にも響いてきましたよ~
こういう爺ちゃん、確かにいるよねーと、リアル感
たっぷりでした
というか、よく村人たちを丁寧に表現しているし
「いるいる!」感満載で・・・・
宮崎を舞台にした小説は時々読みますが、みんな
どこか嘘くさくて、二度と読み返しませんが
この小説はよかった~リアルだったです。

映画は3婆のひとり、一番セリフの多いおばちゃん
この役を濱崎先生がするということでとても
楽しみなんです(宮崎の女優さんです)
でも濱崎先生だと、おしゃれ感モダン感が出ちゃうのでは
と個人的に心配ですが、きっと演技力で「椎葉のおばちゃん」
になってくれると思います
映画が楽しみです~