日々雑感

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カテゴリ:読んだ本( 41 )

暮らしの手帖

ネットを見ていたら、次の次の朝ドラは
「暮らしの手帖」の創業者たちをモチーフに描く
「とと姉ちゃん」 だと発表されていました。

暮らしの手帖・・・・・
うちの実家も定期購読していて、私もこれを
読んで育った年代

でもここ20年くらいすっかりご無沙汰していたのに
ある日、本屋で立ち読みしたら、すっかりオシャレな内容に
なっていてびっくりでした。

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実は5月6月は、ある理由で病院通いが続き、通院していた総合病院には
この「暮らしの手帖」が置かれていて、長い待ち時間の間、それこそ
貪るように読んでいた私。
(きっと、売店の売れ残りの雑誌が置かれているのでしょうね・・・・
それに気がついてちょっと悲しい気持ちになった私)

今も昔も変わらないのは、ちょっとした生活の智恵が満載
それを現代ふうナチュラルテイストに上手くレイアウトされていて

昔から続くコーナー「すてきなあなたに」は、複数の人たちが共同で
書いていることに微笑ましく思い

お、この人が!
という現代的な人(例えば吉田戦車とか)が、一筆書いているコラム

新旧うまく取り混ぜて続いている「暮らしの手帖」に
嬉しく思いました。がんばれ、暮らしの手帖!!

そんなに思い入れがあるなら買えばいいのに・・・・・・
と思うけれど

なぜか買えないのですよねー

これを買えたら(しかも定期的に)一人前 
みたいな、変な気負いみたいなのがあって
買えないでいるという・・・・・いや、単に値段が
高いから躊躇しちゃうのかな
(今も昔も広告を載せてないからですね)
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by juntumai | 2015-06-26 23:59 | 読んだ本 | Comments(2)

64

NHKでドラマ化される前に、原作を読んで「これはおもしろい」と
思った「64」
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正直、横山秀夫の作風はしつこい感じがして、好きかどうかというと
それほど好きではないのですが・・・・・
(上巻はやっぱり濃かったなあ・・・・)

でもこれは本当におもしろかった
なので実写化がとても楽しみでした。

でも実写化が難しい部分もあるし、実写化のほうがよく伝わる部分もあるし

特に伝わったところは、昭和64年の誘拐事件のところ・・・・
これは実写化ならではの緊迫感
また、段田安則の迫真の演技によって、「犯人に引き回された父親」の
心情よく伝わり、犯人に対しての怒りをストレートに覚えました。

そして報道協定が結ばれて、2課長が報道陣によって
捜査本部を何回も往復させられる場面
これも実写化ならではの迫力。
ピエール瀧も2課長役の若者(名前わかんないけど)も、よく走った

でも第2回あたりから、視聴率が低いためにネットで叩かれていたけれど
視聴した人は「いいドラマだった」と大絶賛。

私が「よかったな」と思ったのは、昭和とくに64年平成初期にかけて
活躍した俳優さんを多く使っていたこと

萩原聖人、吉田栄作、高橋和也、柴田恭兵・・・・・うーん、バブルの匂いがする(笑)

一瞬見た時は、みんなわからんかった(柴田恭兵以外)
ちょっと年取っちゃったな、劣化しちゃったな・・・・と思いましたが、
見慣れたらやっぱり懐かしい。

久々、録画見るのが待ちきれずにリアルで見ちゃったドラマでした。
視聴率なんて気にしないで欲しいな・・・・
映画版は佐藤浩市だけど、原作読んでいたら佐藤浩市はありえないですね。
ピエール瀧ともまた違う・・・・・でもピエール瀧はよかったよ
(滑舌は確かに悪かった 笑)
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by juntumai | 2015-05-17 20:39 | 読んだ本 | Comments(0)

火山の国

GWは近場をちょこっとウロついただけで、基本ダラダラと過ごしていました。

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佐土原高生が作ったサンドアート。花とコラボだそうです。

箱根が噴火しているようですが、箱根に限らず日本各地で噴火が
あいついでいて、桜島も去年の噴火数を既に超えているとか・・・・

そんなときに、読んでいます、石黒燿 「死都日本」
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宮崎と鹿児島にまたがる霧島が大噴火するのですが・・・・・
南九州は壊滅状態
宮崎で生き残るのは奇跡ですね。
24時間どうにかして生き延びたら、救助がくるっていうけれど
まず火砕流に襲われるから、普通に市内にいたらまず助からない

田野のほうに行って、鰐塚山に逃げ込めばまだ万にひとつの望みが
あるみたいだけれど、そこまで行き着くまでに多分ダメだろうな・・・・

宮崎県民は必読だと思います。火山のすぐ近くに
住む者として、知っておかなければならないことが
たくさん書かれています。
怖いわ~

(この状態で川内原発を再稼働させるなんて・・・・・・
怖すぎる)

このサンドアートはイザナギだったかな・・・・・
古事記の話しは、火山の噴火を現していて、
人類に警告を発しているという石黒さんの説が、大変興味深かかったです。

あー、ホントに怖いわ~
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by juntumai | 2015-05-07 20:31 | 読んだ本 | Comments(0)

風と共に去りぬ

娘が社会の問題を解いているときに、南北戦争のことを
聞いてきたので、ついつい読み返してみました
「風と共に去りぬ」(画像は写真集ですが、これも持ってます)

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過去に何回読み返したことか・・・・・

何年かぶりに読み返してみて思ったこと

メラニーはスカーレットに同性愛的なものを抱いていたのかな?
ということ(だって、あまりに盲目的な愛情で・・・・アシュレのことは
冷静に分析できるのに、スカーレットに対しては狂信的なまでに一途な
愛を捧げるので)

レットは昔はとても好きだったし、今も好きだけれど
実際問題、めんどくさい男だなということ
(率直さが好きと人には言いつつ、その実彼自身は肝心な
ところで率直じゃないから。)

こんなにも長いあいだ、色褪せることなく輝き続ける
「風と共に去りぬ」は
それはもちろん映画の影響も大きいけれど、原作のスカーレット
の力強さ、不屈の精神

人生は平坦な道のりではなく、いい時もあれば悪い時もあり

例え戦時下とか、戦争直後の混乱期ではなくとも
人の一生においてはままならない時もあるので

スカーレットは、誰もが持っている人間の本性の一部分を
見事に表現してくれる(なので同時に嫌悪感も伴うのでしょう)

続編の「スカーレット」も読んだし、家にありますが
やっぱり続編は不要ですね。
(しかも別の人が書いた続編なんて・・・・)

マーガレット・ミッチェルは結果的に不幸な亡くなりかたをしましたが
それがなくても二度と小説を書こうとはしなかった というのが
よく理解できます。

原作のラストよりも、映画のレット・バトラーは徹底的に
取り付く島もないほどスカーレットを拒否しています。
あのレットの捨て台詞は、アメリカ映画史上に残るセリフなんだとか
(ラストのスカーレットのセリフ、「トゥモローイズアナダディ」よりも

それにしてもスカーレットって、何かを失わなければ
本当に大切なことがわからない人なのですね・・・・
それがまた私たち自身を体現してくれているのですが。

(ウィキを見ていたら、やなせたかしさんのあんぱんまんの
キャラクターたちの下敷きは「風と共に去りぬ」だったと書かれて
いましたが・・・・・誰がどのキャラクターなんだろう?
ドキンちゃんがスカーレットかな というのは想像つくんだけど)
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by juntumai | 2015-02-22 20:30 | 読んだ本 | Comments(0)

ビブリア、太宰、そして清張

ビブリアの6巻がいつの間にか出ていました。

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今回は太宰。
しかも私が好きな「駆け込み訴え」の稀覯本のはなしも含まれていて・・・・

正直、「走れメロス」以外は、「駆け込み訴え」しかまともに読んだことがなく
この2作品が入った短編集を持っていたはずだけど、「駆け込み訴え」しか
記憶にないのです。

それだけ「駆け込み訴え」が私の中で、強烈でした。

キリストを売ったユダの告白
ただひたすら、ユダの独白が綿々と綴られいて

初めて読んだときは
「なんじゃこりゃ」と思いつつも、どんどん引き込まれていき
しまいには胸が苦しくなり
読み終えた後は、すごい・・・・やっぱ太宰って天才なんだわ~
と思ったなあ・・・・・

それから太宰を見る目が変わったのですが
(メロスはあまり好きじゃなかったので)

それでもその後ほかの作品を読むことはなく、今日に至ります。
なぜだろう、やっぱり息苦しいからかな~
読む前から息苦しくなっちゃうからかな~そういうオーラが出てるからかな~

さて、息子の影響で「本格ミステリー」に目覚め、好きな作家は麻耶雄嵩に
なってしまった私ですが

なぜかぐるっと回って、現在は清張に戻ってしまいました。

やっぱり私は本格ものより、清張なのかなー

とはいえ、昔読めなかった、「赤い氷河」
「火の路」 などを本棚の奥から引っ張り出してきて
読んでいたところ・・・・

この前、宮崎の横穴墓群から大量の副葬品が
発掘され、これまたタイムリーなことで・・・・

そういうわけで、私の中で今、「横穴墓群」が
きています(あと、巨石かなあ~)


追記:

なんとネットで、駆け込み訴えの全文が読めるんですね!
もう100年経ったのかしら・・・・著作権が失われるのって
100年でしたっけ?(それとは関係ないのかな?)
でもヨコ書きだから、最初に読んだときと受ける印象が
違うような気がしました。
やっぱり、めんめんと、たて書きで読みたいかなあ・・・・
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by juntumai | 2015-01-24 22:56 | 読んだ本 | Comments(0)

愛犬ゼルダの旅立ち

新聞の連載小説、辻仁成の「愛犬ゼルダの旅立ち」が終了しました。
辻仁成、変な人~ としかイメージなかったけれど、この連載が始まったのが
ちょうど中山美穂との離婚話があった頃で・・・・・・

第1回目がいきなり、妻が書置きをして出て行くという設定(笑)

しかも舞台はパリ。
パリでさぬきうどん屋「ジョン・万次郎」を営む主人公。

娘のリサは10歳。
小型犬のゼルダと共に暮らしている
たまにでてくるリサとのやり取りがとてもいいんですよね~
10歳の娘ってもう、既にひとりの「女」なので、父親にとっては
驚愕の連続。

でも富男さん(主人公)は、とても上手く対応している。
うらやましい・・・・・普通の母親だったらこうはいかないし
ましてや普通の日本の父親だったら、絶対に出来ない対応だろう

辻仁成の息子も10歳。
息子の親権を得て、パリで2人で暮らしているんですよね。

ツイッターを見ると、毎回でてくる料理がおいしそう!
家もキレイにしてる。
こんだけ出来る人なら、奥さんはいらないね(笑)
10歳の息子さんとの生活も楽しそうだし、幸せそう
(ツイッター見てる分にはね)

「愛犬ゼルダの旅立ち」を読んで、辻さんのツイッターを見てると
彼が「中性おじさんを目指します」といって、髪を伸ばしたわけが
ちょっとだけわかったような気がする・・・・・

連載の最後の方、ゼルダの介護のために仕事をすべて休み
1日中ゼルダと向き合う生活をする中で、「これまでがむしゃらに
働いてきた自分はなんだったのだろう」
「自分にとって、家族はなんのためにあるのだろう」
と自問する姿は、やはり印象的。

連載はゼルダの旅立ち で終わってしまうが
その後富男さんはどうするのか・・・・・

元のようにジョン・万に戻って仕事が出来るのか・・・・
戻ってきた風子(奥さん)と、ゼルダなしで生活できるのか・・・・

その答えは、辻仁成の今の生活にあるような気がします。

人生のパートナーって本当に存在するのかな?

やっぱり人は結局は「ひとり」なのかな 

・・・・・と、考えてしまったお話でした。

辻仁成って、やっぱり上手い作家さんなのね
10年以上前に「冷静と情熱のあいだに」を読んだっきりですが
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by juntumai | 2014-10-22 08:55 | 読んだ本 | Comments(2)

花子とアン終わる

「花子とアン」終わりましたね~

最終回の村岡花子(吉高ちゃん)のスピーチは、往年のアン・ブックスファン
である私としては、じーんとくるものがありました。

まさに私は、アンに助けられた中高生時代といっても過言じゃなかったなあ~
元々ネガティブな性格で、中高生の頃はそれがマックスだったので
アン的な考え方には衝撃を受けたし、「ああ、こんなふうに考えれば
いいんだろうね~」と思いながらも、なかなかアンのようには前向きに
なれなくて、グズグズ悩む面倒くさい子でしたが・・・・・

今、娘が中学生のモヤモヤ真っ最中なのですが、彼女にも言いたい
「何か自分の拠り所となる本を読め」と。

うちの3人の子たち、長男は私に似て活字中毒気味で
いまだに本を読み倒している「文学青年」(笑)なのですが
あとの2人はその点はダメやった~

長女もその気になればガンガン読むタイプだとは思うのですが
いかんせん本を読まないタイプ。

今の子だって、読む子は読みます。
でも読まない子は多分一生読まないかな(うちのダンナがそうだもんな。
1年に1回の人間ドックとか、半年に1回の検診の待ち時間くらいしか
本を読まない。)

ダンナも長女も、その気になれば読む力は持っていて、
本を楽しむ能力もあるけれど、まず「本を読む」という習慣がない

でもなぜか、本を読まないタイプのほうが世の中上手く渡っている人
が多いような気がします。
本を読む人っていうのは、私もそうだし息子もそうだけど理屈っぽい
んだよね~たぶん理屈で満足しちゃうんだよね、きっと。

正直、アンの物語は昭和の終わりまではまだ受け入れられていたと
思うのですが、平成に入ってからはほとんど読まれてないのでは?

やっぱり今の時代じゃ、村岡先生の訳はあまりに文語調で時代がかっていて
今の子にはほとんど通じないのでは・・・・・・「歓喜の白路」なんて、それこそ
今の子の「想像の余地」を超える言葉だろうしなあ~

この前、ようやく花アンの原作「アンのゆりかご」を読みましたが・・・・
村岡先生は、ついにカナダを訪れることはなかったそうです。
(そのチャンスは何度かあったようですが)

たぶんそれは、自分が訳したものと、実際のプリンスエドワード島の
印象と違うものだったら・・・・・と、ちょっと怖くなったのかも?

これほど広く日本人に受け入れられた翻訳物は、村岡花子訳
「赤毛のアン」 と、大久保康雄訳「風と共に去りぬ」と、松岡佑子訳
「ハリーポッター」 の3作でしょうか

(うち村岡訳と松岡訳の批判は色々と出ていますが、最初に
翻訳した人がやっぱり偉いと私は思います。言葉は悪いが
「やったもん勝ち」かなあ~と)
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by juntumai | 2014-09-27 20:36 | 読んだ本 | Comments(9)

アン・ブックス

花子とアンで再び脚光を浴びた、アン・ブックス ですが・・・・・

ウィキを見て驚きました。

私の大好きな「アンの幸福」は、「アンの娘リラ」を書いた後に
出版社の要請で、時系列をさかのぼって書かれたものだったとは!

「アンの娘リラ」は第一次世界大戦中。それによって
アンは次男であるウオルターを戦争で亡くします。
同じく戦争に行った長男は行方不明(のち、生還)
3番目の息子も戦争に行ってしまい・・・・・

戦争前はお気楽に過ごす「イマドキの娘」であったリラ(アンの末娘)
の婚約者も戦争に行ってしまい、ウオルターを除く「戦争に行った男たち」
がすべて戻ってきたあとも、婚約者はなかなか戻ってきません・・・・

そしてラストシーン

ドアをあけたら、そこには婚約者が・・・・・

確かそういう場面で終わるんじゃなかったでしょうか。

↑に書いたことは、すべてうろ覚えなので、本当に合ってるかは
わかりませんが、多分合ってると思います。

そんな感じで、アン・ブックスの最終刊は、
「これが、あの赤毛のアンなのか・・・」というくらい、全然違う印象で
全体的に暗い影を落としています。

なので、アン・ブックスのおすすめは、「アンの幸福」までかなーと
私はずっと思っていたわけです。

そんなわたし的には、何十年かに渡る思いがあったわけですが、

「モンゴメリが『アンの娘リラ』を最後のアン・ブックスとした理由は、第一次世界大戦の勃発により
牧歌的なアンの続編はもはや書けないと判断したためである。」(ウィキより)

この言葉でまさに納得。
でもよくぞここまで書けたなあ・・・・というのが本音。
だってウィキによると、モンゴメリいわく

「昨日、新作[原注『アンの娘リラ』]を書き終えて…この作品で『アン』シリーズともきれいさっぱりお別れです。…どのような少女であれ、六冊も書けばもう十分です。」
(←ホントホント、「どんな少女であれ」6冊書けば充分だわ、確かに)

ちなみにこの「六冊」とは、「赤毛のアン」「アンの青春」アンの愛情」「アンの夢の家」「虹の谷のアン」
「アンの娘リラ」だそうです。

「路辺荘のアン」は「アンの幸福」と同じく「リラ」を書いた後で
出版されたらしい・・・・しかもモンゴメリいわく
「不承不承だったのですが、執筆を請いつづける出版社に応じたというわけ」
だったそうで・・・・・

わたし、結構「路辺荘のアン」は好きだったのになーと、ちょっとショック。

わたし的には、夢の家と虹の谷は、全然良くない!と思っていて
何回も読み返したアン・ブックスにおいても、「夢の家」と「虹の谷」は
あまり読み返さなかった2冊でした。

この2冊は従来の「赤毛のアン」とは微妙に毛色が違っていた気がします。
「リラ」のほうが暗いけれど、よっぽど「アンのその後」的な感じがあってよかったと
私は思うけどな~

後から付け足した本(「アンの幸福」「炉辺荘のアン」)の方が、
ある意味「肩の力が抜けた」感があってよかったんではなかろうか

そんなわけで、アン・ブックスファンによる投票を行いたいくらいですが(笑)

私は誰がなんといっても「アンの幸福」推し。

私が好きな書簡文ってこともあるけれど、書簡文だけではなく合間合間に
状況説明を入れてるところがメリハリがあって良いこと

何よりも「アンの校長時代」のエピがドラマチックでおもしろすぎ
そしてアン・ブックスの特徴である「脇役のキャラの濃さ」が
一層際立ってること
(思いつくキャラが10年以上読んでなくても、次々浮かんでくること)

こんなにも熱を入れて語ってしまうアン・ブックスですが、一体どこにやったのやら
・・・・もう一度引越ししないと、このまま発掘出来ないことが残念です。
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by juntumai | 2014-07-16 20:52 | 読んだ本 | Comments(0)

真夏の方程式ロケ地

6月21日に放送された、ガリレオシリーズ「真夏の方程式」を見て

「あ、ここ行ったことある!!」

という軽いデジャブが起こりました。

ロケ地は西伊豆の浮島というところなのですが、浮島は行ったことが
ないのですが、同じ西伊豆の井田という所に昔行ったことがあります。

そのときの井田の雰囲気とそっくり!
海の感じもそっくり・・・・・
それはそうでしょう、同じ西伊豆だったのですから

私の子供時代は、毎年家族で泊まりで海水浴に行っていたのですが
実家には車がないので、当然電車で。
行き先は電車で行ける便利なところ・・・・で、たいがい千葉の御宿か
大網か

でもある年に1度だけ、西伊豆の井田に行ったことがありました。

毎年行ってる御宿や大網と違って、内海の波のない静かな村。
しかも海は岩場になってて、ゴツゴツとしてて・・・・波乗りザブーンを
楽しみにしてる私にとっては、足も痛く、アテもはずれ

村だから、夜に出歩くところもないし、民宿は古くて・・・・

と、私はその年、とても不満でした。

時折村中に聞こえる、「こちらは公報戸田村(へたむら)です」
という村内放送?
なんとも言えず田舎っぽさがあり、哀愁をそそり・・・・大人には
それがいいのでしょうが、子供としては寂しい感じ

それにそっくりの放送が映画でも何度も流れてて、「あ~懐かしいな」と
思いながら見ていました。

以前、真夏の方程式の読書感想を書いたときに、「美しい海が、この作品の
重苦しい後味を救ってくれることでしょう」 というようなことを書きましたが・・・・・

その時私は、宮崎の海のような海を想像して書いたのですが、実際の
映画では、西伊豆のどことなく深くて、どことなくモノクロ感のある海だったので

「ああ、こういう海が、この作品なんだな・・・・・」 と

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「たびねす」より URL

そうだよね、宮崎のような明るい海はこの作品には似合わない

そういう意味でもこの作品は本で読むより映像で見たほうが良いのかも
しれません。

(そういえば・・・・その先の土肥というところに、サークルの合宿で
行ったこともありました。でも帰る途中、みんなお腹を壊して大変だったのです。
お腹の弱い私は何故か平気だったんだよね・・・・)
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by juntumai | 2014-06-22 10:14 | 読んだ本 | Comments(0)

増刷「白蓮れんれん」

朝ドラ効果で増刷ですってね~

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林真理子、歴史女性3部作「ミカドの淑女」「白蓮れんれん」「女文士」
その中の「ミカドの淑女」と「女文士」は持っていて、中でも「ミカドの淑女」は
何回も読み返したほどなのに

なぜか白蓮れんれん だけは買わなかったし、読んでもいませんでした。

林真理子さんの本は、どれもこれも読みやすくて面白くて、のめり込んでしまうんだけど
後味があんまり良くない・・・・・・どれにも共通するのは「息苦しさ」

たぶん人間の本性をこれでもか~これでもか~ と表現することが多いので
「もうお腹いっぱい」になってしまうのでしょう私は。

特にこの3部作の中でいったら「女文士」ほど、息苦しいものはなく・・・・

たぶんそれで「白蓮れんれん」は手に取る気になれなかったんだと
今になってみればそう思います。(読んだ順番が「ミカド」「女文士」
だったので・・・・)

でも同じような息苦しさを感じつつも、ほかの2つほど後味悪くなかったのは
白蓮さんが、最後は幸せな余生を送った という事実があったからでしょうか。

白蓮さんと「龍さま」の往復書簡を、ご遺族の好意で手に入れることが
できたこと
「こんな幸運なことが、物書きにとって一生に一度あるかないかであろう」
と瀬戸内寂聴さんの言葉が、今朝の新聞広告にもデカデカと出ていましたが

でもまさか2人の間だけのやり取りが、後世に渡って公開されるなんて
私だったら嫌だけどなー
(下田歌子の「平民新聞」は仕方ないけれど・・・・・)

白蓮れんれん の後 が知りたい という人は、ウィキの「柳原白蓮」を
見るといいですよ。
本には書かれてない後半部分がよくわかります。
白蓮さんは、その後も本当にたくましく生きた人だった ということがよくわかりました。
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by juntumai | 2014-06-20 13:31 | 読んだ本 | Comments(2)