日々雑感

honnomusi.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:読んだ本( 41 )

獄門島

去年から、長男の影響で「新本格ミステリー」に目覚め、
麻耶雄嵩、殊能将之なんかを愛読し、その流れで、
綾辻行人の「館シリーズ」を読み始めています。
(現在、「十角館」と「水車館」まで読みました)

特に殊能将之を読んでると、まずは横溝正史を読んでおかないと・・・・
という気持ちになっていたところ、ちょうど
本屋で見つけました。

d0220848_17125497.jpg


わーい、「獄門島」だ!

実は私、横溝正史シリーズ、初めて読みました。
昔、家にあったけれど、怖そうで読めなかった・・・・・

(たぶんにそれは映像化の印象が強烈だから)

いま、横溝正史生誕110年を記念して、復刻カバーで出版されています。
これを機に、「八墓村」と「本陣殺人事件」も読もうっと。

稲垣吾郎ちゃんの金田一シリーズでは、まだ「獄門島」はやっていませんが
差別用語(放送禁止用語)の問題があるからでしょう。

これまでの獄門島の映像化もそれがネックだったそうですね。
あのセリフの処理がね・・・・難しいですよね
しかもあのセリフがないと、物語が成立しないから・・・・・

でも吾郎ちゃんの獄門島、見たいなあ・・・・・
わき役陣も誰がするのか、楽しみだし
(調べたら、鵜飼さん役は藤木直人がやっていたり、さらに昔はピーターがやっていたのに
驚きました)

*********

今年最後の読み聞かせは、支援級でした(次男のクラスではないほうの支援級)

1年生と3年生の男の子2人。あとの子たちは交流級に行っていたのかな?

おもしろい本がいい!笑いたい!と1年生の男の子がいうので
かがくいひろしさんの「がまんのケーキ」を読みました。
(クリスマスケーキを意識して・・・・・)

その前に読んだ、「わるいことがしたい」

d0220848_17363679.jpg


これはね・・・・3年生の男の子には微妙だったみたい。
きっとこの子たちは、ほかの子たち以上に
「悪いことはしてはいけない」と刷り込まれていると思う、きっと。
本当に素直で純真な子が多いから・・・・・

「わかっているけど、悪いことをしたいんだよなあ」
という気持ちにはまだならない子が多いと思います。
なので、この子たちには読むべきじゃなかったのかなあ・・・・と思いました。

ちょっと精神年齢高そうな1年生の男の子は、喜んでいました。
今年の支援級の1年生は、正直「なんで支援級なの?」と思う子ばかりですが
私としては新しい子がたくさん入ってくれてうれしいです。

支援級の読み聞かせ
1.ぶたたぬききつねねこ(馬場のぼるさん。しりとりになっています。最後は「クリスマス」なんですよ)
2.わるいことがしたい
3.がまんのケーキ


先週は6年生
1、ぶたたぬききつねねこ
2.お年玉のはじまり(毎年この時期、語ります。子供にとっては怖い話みたいで、よく聞いてくれます)
3.ハックション!あれッ?(クリスマスがさりげなく出てきますが、これから春先まで使えます。高学年と
                 中学生にも好評です)
[PR]
by juntumai | 2012-12-17 17:42 | 読んだ本 | Comments(2)

出ました「55歳からの・・・」

12月は持久走シーズンなのか、子供たちの学校も各学年持久走大会があり
勤務先の学校でも持久走大会がありました。

児童クラブの子たちは、みんな足が速いのね
見かけ、あまり速そうでない子も(外遊びのときも、砂場遊びばかりしてる子)
10番台だし

10番以内に入る子も何人かいるし

やっぱりいろんな意味でたくましい子たちだけど、身体能力も高い子が
多いですね。

「中には40番台の子もいたのよ、もっと運動しなさいって言ったわ」

と、ある先生が言ってましたが・・・・・・

悪かったね、うちの次男は49位だよ(笑)

40番台は、(次男の学年男子でいけば)ちょうど真ん中くらい?
勤務先の学校はどうなんだろう・・・・・でもきっと同じような感じと思う

次男の応援に行ったら、支援級の先生に連れられて、支援級で授業を受けていた子たちが
みんな応援に来てくれていて

次男ひとりにつき、10人くらいの応援団だったという・・・・・

いやいや、ありがたいありがたい

そんなわけで、例年になく頑張って走っていました。

いつもひょうひょうとして走っている感じで、ゴールしてもあまり苦しそうじゃなかったのですが
今年は顔がゆがんでいました。

順位は例年とさほど変わらなかったと思いますが、今年は本当に「がんばってた」ということが
うかがえました。

この前の、校内で行われた音楽発表会のときも、次男の出番のときに支援級の子たちが
見に来てくれて

支援級の先生は涙を流しているし

親以上に感動してくれて、ありがたかったです。

やっぱり普段、学校で頑張っている姿を最も身近で見てくれているので
親以上に感慨深い気持ちになってくれるのだなあと思います。


******

以前、地方紙に掲載されていた「55歳からのハローライフ」が単行本になりました。

d0220848_911282.jpg


・50代で離婚して結婚相談所に通う女性

・生活苦にあえぐ50代男性、ある日ホームレスになった友人に出会う

・退職してかねてからの夢であった「キャンピングカーで妻と旅をしたい」という夢に
 妻がのってくれず、再就職しようと就活をするも「上から目線」が抜けない男性(当然、就活は失敗)

・ペットロスの女性

・トラック運転手、古本屋で出会った女性に恋する

5人の50代の物語です。
どの物語も、最後はほんのりと明るい希望を残して終わるのが、とてもよかった。

私が一番心に残ったのは、2番目の、ホームレスになった友人を救出する50代男性。
山谷に訪ねて行って、一緒に夜行バスに乗せて・・・・というあのくだりは、なんというか
頭の中で「ロッキーのテーマ」が流れてきた。かっこよかった!

2番目の男性と3番目の男性とのギャップ。
たぶん、3番目のお話に一番身をつまされた人が多かったんじゃないかしら
2番目のお話は、どこか「あまり自分には関係ない世界」ととらえた人が多かったと
思いますが

(それは毎朝、新聞を読むような人は、きっと2番目の男性のような境遇ではないと
思うので)

あの3番目の「リタイア後、初めてわかる心細さと現実」
あれはまさにリアルだったよなあ・・・・・リアルすぎて、読むのが苦しかった人
たぶん多いと思います。

ペットロスの女性の章を読んだときは、昔飼っていた犬が死んだときに
母があんな感じだったけれど・・・・・・・もっと母の気持ちをわかってあげればよかった

今頃になって思いました。

とにかく、久々、お勧めの1冊です。
[PR]
by juntumai | 2012-12-14 09:23 | 読んだ本 | Comments(4)

野球ってなんなんだろう?

東野圭吾「魔球」を再読しました。

前回の感想はこちら

その中で、「なぜこんな古臭い設定にしたんだろう?」
と書きましたが

その後、「東野圭吾 公式ガイドブック」を読んでいたら、「魔球」について東野氏が
こう書いていました。

”乱歩賞に出したときは現代の設定にしましたが、その後読み返したときに
「これは巨人の星だ」と思った・・・・「巨人の星」ならもっと古い時代設定に
しなければならない。プロ野球の選手になることが、ジャパニーズドリーム
だった時代までさかのぼらなければならない
そう思ったので、本として出版する際に、時代設定を古くしました。”
「プロ野球選手がジャパニーズドリームだった時代」

今なら、その「プロ」とは、日本のプロ球団ではなくメジャーリーガーになること
なのかしら・・・・・

(それでも大半は「まず、日本のプロ球団」だと思うけれど)

しかも「巨人・大鵬・卵焼き」の時代だから、プロ野球といえば「巨人の選手になりたい」
と思う子が多かった時代・・・・・

それでも今だって、巨人にこだわって浪人した菅野選手のような人もいるし

何よりも、高校卒業したばかりの子が、多額の契約金を一度にもらうこと自体、
今でも「ジャパニーズドリーム」なんじゃないかなあ・・・・・

ところがこの作品、矛盾してるのが、主人公はジャパニーズドリームを抱いていたわけではなく、
もっと現実的に、常に人生設計を自分で引いて、その通りに歩んできたこと・・・・・・

彼にとっては自分の持つ野球の才能は、あくまでも「手段」のひとつでしか
なかったのだと
(もし別の才能があれば、彼はその「手段」を使って、人生設計を引いていただろうと)

ところが・・・・「野球の神様」は、そうはさせないんですよね・・・・・

彼の描く人生設計は、あることで狂いが生じてくる・・・・・

それでも彼は、最後まで野球を「手段」にすることにこだわり続ける。

そして最初で最後の甲子園での運命のあの一球

あれは、きっと「野球の神様」が降りてきたんだろうな・・・・・

「野球の神様」は本当に、存在するんです。
(長年、息子を見てきたので、そう思います。
何度か「野球の神様、お願い!」と祈ったことがあったけれど
うちにはめったに降りてこなかった 笑)

結局、主人公の彼は、「手段」としてではなく、野球そのものに
魅入られていたんじゃないかな と私は信じたいかなあ・・・・
それは多分、皮肉にも「野球の神様」が彼の人生設計を狂わしたあたりから・・・・

ほーんと、野球ってなんなんだろうね?

つい先日、息子が言いました。

「結局、俺が夢見たのはたった一度だけ、プロ野球選手だったなあ~」(驚!)

後にも先にも、他に夢見たものはなかったそうです(笑)

ほーんと、野球ってなんなんだろう・・・・・

<最近、長男次男が、超昔の「パワフルプロ野球」で一緒に
盛り上がっています。
私は2人がコミュニケーション取っているのを、初めて見ました。
ありがとう、パワプロ!>
[PR]
by juntumai | 2012-11-25 10:56 | 読んだ本 | Comments(0)

こびと

昨年から、子供の本を勉強する会に入っているのですが
6月ごろ、「今度の例会(勉強会)を担当して下さい」と依頼があり・・・・・

テーマは、「こびとの本」

うーん・・・・・こびと ね~

こびと というとパッと思い浮かぶのは「こびとづかん」(笑)

それ以外はあまりに漠然として、本も膨大すぎて、どう切り込んでいいかわからない
・・・・・と、担当者3人で集まって、「どうしようか、どうしようか」と悩み

結局、それぞれが興味ある分野で発表しようということになり

私はグリムの「ルンペルシュティルツヘン」 を語っていて、思ったこと
(ルンペルシュティルツヘンの「こびと」とはどういう存在なのか・・・ということ)

  <話を展開させるために、やむなく「ルンペルシュティルツヘン」を語ったのですが・・・・・
  やっぱり最初のほうに少し失敗し、その気持ちを引きずったまま語っていたので
  語りのクオリティは全くダメでした>

それから広げて、北欧に伝わる「ニッセ」や「トムテ」の本を紹介し

これら、おはなしの「こびと」には、ある共通のテーマがあること

・・・・という流れで発表することにしました。

もう一人の担当者は、「こびとづかん」現象と、
古来から日本やヨーロッパに伝わる「こびと」たちについて(絵本と絡めて)

もう一人は、児童文学に出てくる「こびと」をテーマに、
自作の心理チャートを使って紹介してくれました。


・・・・・・・こう書くと、結構中味が濃かったかも(笑)

打ち合わせの最中は、

「こんなんでいいのかなあ・・・・」

と、みんな自信がなくて

3人とも、「こびとの本なんてあんまり興味ないし~」 だったので
(なのになぜ選ばれたか、よくわからないのだけど)

他のお二人はたくさんの本を読んで、ちゃんと色々勉強していたのですが
わたしはといえば、新しく読んだ本といえば、4冊くらい。

その中のひとつ・・・・・・「こんなん、あったんだ!!」と驚いたのが

d0220848_813754.png


「ノーム」

1970年代にオランダで出版された本ですが、これがすごいんです!!

著者は2人いて、1人は科学者

こびと(ノーム)の生態が、実に科学的に実証的に描かれています。

日本ではなんと、あの遠藤周作さんが監修し、サンリオ出版から出されています。
まるで事典のような厚さで、値段にして5800円。アマゾンの中古でも最低が4800円で、
コレクター扱いにもなってるらしく、そうなると1万以上します。
遠藤さんも、「もう少し安ければ、日本でもベストセラーになっただろうに・・・・」とあとがきで
書いていますが、

でも質のよさ、内容の充実度から言っても、5800円やむなし!!でしょう
(買う、買わないは別として)

はじめは、「あはは!うけるー」と笑って読んでいた私も、最後の方は真面目な気持ちになりました。
遠藤さんも書いてますが、「読んでいるうちに、この世には本当にこびとがいるのでは」と思ってしまう

この続編の「秘密のノーム」も、図書館で借りて読んだのですが、
そっちはもっともっと考えさせられる内容で・・・・・

ノーム(こびと)を通して、「これ以上、人間が地球を勝手に壊さないで欲しい。このままでは
地球は滅んでしまう」 ということが、切々と語られています。

例会でも言ったのですが、「こびと」の存在を信じることは、人間以外の地球を構成する生き物や
自然を尊重し、認めること。それが長い目で見て、人間の幸せにつながるのだ

ということが、「こびとの本」を通して私が感じたことでした。

帰り際、会員の皆さんが「ノーム」を見に来てくれて、嬉しかったです。
市立図書館から長い間お借りしているので(借りては返し、また借りては返し・・・・を繰り返し)
これでやっと返せる・・・・と、ホッとしています。

*******

ちょうど「こびと」のことが頭から離れなかった、夏休みの期間

児童クラブで、子供たちと外で遊んでいたら
ある1年生の男の子が

「先生、いま、こびとがいました!」 と突然言い出しました。

木のところにいた というのです。

「えー、いいなあ~ 見えたんだね!」と私は言いました。

ちょうど、「ノーム」や、ニッセの本を読んでいて
「こびとはその存在を信じる者の前にしか姿を現さない」と描かれていたので・・・・・

「どんなこびとだった?」と聞くと、どうやら「こびとづかん」に出てくる
葉っぱみたいな「こびと」でした(笑)

やっぱり「こびとづかん」の影響、おそるべし
[PR]
by juntumai | 2012-09-26 08:14 | 読んだ本 | Comments(4)

栞子さん

本屋大賞なぞに選ばれなければもっと素直に読んだのに・・・・・
と思いつつ、やっぱりハマってしまいました>「ビブリア古書堂の事件手帖」

d0220848_19294783.png


この表紙につられて買う人も多いよね、きっと。

「このミス」にランクインされてて、その解説を読んで去年から狙っていたんだけど
なんとこんなふうに装丁されて(しかも文庫で)、本屋大賞として大々的に売り出されるとは・・・・・

これは売れるよね~

1巻読んで、続けて2巻買ってしまったし、6月に3巻目が出るとか。
(もちろん買います)

しかも、本屋さんが売りたくなる内容ですよね。
私もこれ読んで、古典が読みたくなったもの・・・・・
とりあえず「三四郎」読んでみようと思ってしまったという、まさに
売り側の思うツボ状態です。
(三四郎の代わりに、うちにあった「こころ」を読み返しました。)

長男と言っていたけど、この方式だといくらでもネタがありますよね~


そして、ついに「聖女の救済」も文庫化されて・・・・・

d0220848_19431686.png


再読してみたら、トリックに若干納得いかない部分がありましたが・・・・
(あそこはこう直したら?と思いました)

これから読もうとして買った、ドラマ「鍵のない部屋」シリーズの
「硝子のハンマー」

d0220848_19502537.png


(こんな表紙じゃなかったから、これは前の装丁なのかな?)

貴志祐介か~・・・・・・ちょっと苦手だけど、読んでみよう


そうそう、1Q84も文庫化されてますね~

実は今、ハマっているのは地元新聞の連載小説で、村上 龍が書いてる
「55歳からのハローワーク」 です。
この話はまた改めて・・・・・
[PR]
by juntumai | 2012-04-24 19:50 | 読んだ本 | Comments(4)

カインとアベル

長男の去年のイチ推し 麻耶 雄嵩 の 「鴉」(からす)を読みました。

d0220848_204856100.png


旧約聖書にある「カインとアベル」の話はご存じでしょうか

兄弟の確執・・・・・・弟に対する兄の一方的な嫉妬心
それが高じて弟を殺してしまう話。

兄弟(兄とか弟に関わらず、「きょうだい児」)間の複雑な心境って
人類の永遠のテーマなのかもしれないですね。

「きょうだいは他人のはじまり」

とはよく言ったもんで

(それを言うと、女ばかりのきょうだいで育った人には不思議な顔をされるのですが)

私は弟がおりますが、まさに「他人のはじまり」でした。

元々あまり価値観が合うところもなく、結婚して離れてからは
もう何年も会ってないこともあって、正直言いますと
ほとんど感覚は「他人」です。

私自身のことはさておき、我が家の3人の子供たちですが

うちは、男・女・男 という、割とバランスのとれた3きょうだい

おそらく、真ん中に「女」を挟むことによって保っているバランスだと思います。

たぶん、長男は次男に対して複雑な思いがあると思うし
長女ははっきりと口に出して(私に)

「いつもRばっかりかわいがってる!」と言います。

それか「おにいちゃんばっかり!」とか。

長男は口に出して言わないぶん
(口に出して言えないと言ったほうが正解かも)、
この前の修学旅行のように長女にだけ土産買ってきて、
次男にはなんもないんだろうなあ・・・・・

普段は長女に散々悪態ついてるばかりなのに、やっぱり長女には
「仲間意識」みたいなものがあるんだろうなあ・・・・・

(そういや、6年生の修学旅行でも、長女にだけ長崎の「カステラ君」という
ぬいぐるみを買ってきたっけ・・・・・・)

きょうだい という存在がある限り
いろんな形の「カインとアベル」があって

多分それはどうしようもないことだと思うけれど

誰かひとり欠けることは、親としては考えられないことなんですよね。
そのことは親になってみないとわかんないと思うけれど・・・・・・

「メルカトルかく語りき」
は、ちょっとお肌に合わなかったけれど、「鴉」はとても良かったです。
ただ、「鴉」は、メルカトルという人物がどんな人なのか知らないと
面白みも半減してしまうので、やっぱりメルカトル物を1冊は読んでないと
ダメかもしれません。
(「鴉」でメルカトルのルーツがわかりましたが、本当かどうかはわかりません)

長い、だとか、情景が浮かぶようで浮かばない だとかアマゾンの書評には
載ってましたが、私には映像的だったなあ・・・・
(映像化は難しいけれど・・・・いろんな意味で)

長いかもしれないけれど退屈しなかったし

麻耶作品は、登場人物の名前がわざと難しくしていてわかりにくい といわれている
ようですが、この作品に限っていえば、「地図に載っていない異境の村」らしくて
よかったと思います。

最後の最後で、メルカトルのたった一言で、この作品の最大のトリックが
わかります。

またやられた~
[PR]
by juntumai | 2012-01-21 21:06 | 読んだ本 | Comments(2)

覆面作家

今朝、なんだか機嫌悪く学校に行こうとしている娘に

「なんか、怒ってる?」 と聞くと、

「怒ってるよ!」

「なんで怒ってるの?」

「そういうこと聞くこと自体、ダメ」
みたいなことを言うので、ヘンな子だなあ~なんて思っていたら

あーーーーー!!!!


今日は彼女のお誕生日でした。

すっかり忘れてて、「おめでとう」って言ってあげなかった~
(しかも誰も覚えてなかった・・・・・)

昨日までは、「明日、ケーキはどこで買おうかな」なんて
思っていたのに~

11年前、正月明けに産んだ私がいけなかったなあ・・・・・・
もうちょい後、年明けムードが消えるくらいのタイミングに
産んであげればよかった・・・・・
(確か、予定日よりも2週間くらい早かったはず)



*******

冬休みの間、息子の本棚に入っていた 殊能将之の本を何冊か
読んでました。

でも・・・・・・

読む順番、失敗だったかも
私が読んだ順番は

1.鏡の中は日曜日
2.黒い仏
3.ハサミ男(これはこの前、私が買いました)
4.美濃牛

殊能将之 を読んでる人なら、この順番は ないなー
と思うでしょう。

まずは、ハサミ男 から読まないとね~

私のような順番で読んだら、ハサミ男の大仕掛け?に
あんまり驚かないもの・・・・・・
(「またか・・・」と思っちゃったし。本当なら、ものすごく驚かなきゃ
ならないのに~)

やっぱり出た順番で、

1.ハサミ男
2.美濃牛
3.鏡の中は日曜日

と読むのがいいでしょう。(「黒い仏」はその後がいいかな・・・・・)


d0220848_8324026.png

(読んだ直後に、みんなが読み返してしまう「ハサミ男」)

本好きで、教養ネタ?が好きな人ならきっと気に入る殊能作品ですが
小難しそうに見えて、読みやすいのもいいです。
最初の1ページで、「あ、読もうかな」という気になるので・・・・

「美濃牛」は、横溝正史が好きな人なら、なおさらいいかも です。
超分厚いですが(文庫なのに1000円)、スイスイ読めてしまいます。
(それだけひきこまれてしまいます)

ただいま、「キマイラの新しい城」を読んでます。
こんなに短期間で、1人の作家さんの話を次々に読むのも珍しいこと。
息子がいつの間にかすべて揃えていたおかげですが・・・・・
(いつ買ったんだ???)
[PR]
by juntumai | 2012-01-12 08:38 | 読んだ本 | Comments(4)

答え は無い

前に長男が選んだ「今年のベスト3」に、「メルカトルかく語りき」がありましたが

この本、そういえば息子に頼まれて、私が買ってきたのでした。
(「どこかで聞いた題名だなあ」と思っていたのは、そのせいだった)

このミス2012年版で、第7位にランクイン

なんの先入観もなく読んでみたら・・・・・・

なんじゃ、こりゃ??

5編の短編集なのですが、どの話も犯人がわからない
という・・・・・

中には犯人が「不在」っていう話もあるし

すごいですね~ こんなミステリーがあるのですね

ホームズとワトスンに代表される、探偵と助手形式ですが
(新しいところでは、毒舌執事とお嬢様刑事 他にも 御手洗と石岡
「相棒」の二人、白鳥と田口・・・・・などなど)

こういう場合、探偵役がたいてい超個性的(超変わり者)で、
助手がそれに振り回される・・・・・という設定ですが
メルカトルと美袋は、そんなベタなことさえ超絶していて

なんせ、美袋はメルの策略で犯人と対峙させられたり
容疑者にされてしまったりするんだから・・・・・
(おまけにその後どうなったかは書いてないし~)

d0220848_8171843.png


この中の「答えのない絵本」
は、読者それぞれの推理の余地があり、ネットでも犯人が割れていますね~
私は I 君だと思うんだけどなー
[PR]
by juntumai | 2011-12-28 08:20 | 読んだ本 | Comments(0)

今年のベスト3

長男がテスト期間で、夕飯時は家にいるので、なんだかんだでいろいろ話していますが

そんなとき、なぜか 「今年読んだ本ベスト3」という話になりました。

私は

1位 オリンピックの身代金

2位 警官の血

3位 虚無への供物

1位と3位については、以前ブログで触れましたが、2位の警官の血。
佐々木譲の道警シリーズはすべて読破している私ですが、これは
ちょっと別格かな と。

「警官の血」は、テレビドラマ化されたようですが、レンタル屋で探しても見つかりませんでした。

(あー、見たかった・・・・・)

その続編ともいうべき話しが、今、ベストセラーになっています。
・・・・・・といっても、地元のTUTAYA(蔦谷書店)でね。
(これも早く見たい!)

そして長男のベスト3

1位 鴉

2位 メルカトルかく語りき

3位 鏡の中は日曜日

・・・・・・・全く知らんぞ(笑)

かろうじて2位のメルカトル・・・・は、題名だけ知ってたけど

そのほか、番外編として彼があげてくれた

「暗闇坂の人喰いの木」というのを、これから読もうとしています。

これは島田荘司で、以前長男から借りた「占星術殺人事件」
というのがおもしろかったので、読んでみようかなあと

私の3位の「虚無への供物」も長男に薦められて、なかば強制的に読まされたものですが
とてもおもしろかったので・・・・・・

(でも彼が強烈に推す、夢見久作やら小栗虫太郎やらは、勘弁してくれ~ ですが)

ところで・・・・・
謎ディナは、本を読む気にはなれないけれど
ドラマは気軽に楽しめませんか?(私だけですか?)
あの世界観、意外とおもしろいのですが・・・・・・
[PR]
by juntumai | 2011-11-28 21:45 | 読んだ本 | Comments(0)

悲しきテロリスト

久々、読書感想文(笑)ですが

d0220848_7315682.jpg


「これ、おもしろそう!」と思い、値段を見たら上下巻で1400円!

最近は文庫でも高いよね~ と思い、その日は買わずにうちに帰って
息子に言うと

「それ、読んだことある。ウツになるよ」

エー!? なんで? そんな気がめいる話なのかなあ・・・・

逆に気になる本になってしまい

保育士試験が終わったので、買ってみました。

More
[PR]
by juntumai | 2011-10-11 08:06 | 読んだ本 | Comments(2)